暴力行為、低年齢化の原因を考える。ママにできること。

最近、小学校をめぐる問題が沢山あります。

モンスターペアレンツや教師による暴行、授業放棄など。

でも大人が原因の問題ばかりではありません。

 

先日ヤフーのトップページに出ていたニュースで「教師蹴る小1、通行人暴行=荒れる小学校、対応模索―問題行動調査

というタイトルの記事がありました。

 

文部科学省の問題行動調査で暴力行為が低年齢化していることが分かったそうです。

まぁ、いろんなニュースをみればそう感じている事でしょう。

 

 暴力行為などの低年齢化が鮮明になった文部科学省の問題行動調査。
 各地から寄せられた回答には「小1に何度も蹴られ、教師が通院」「登校中に注意された児童が通行人に暴行」など目を疑うような事例が並んだ。低学年を中心に件数が急増しており、学校現場では対応に模索が続く。
 発生件数が最も多かった大阪。府教委の担当者は「家庭環境が影響し、規範意識に乏しい子どもや自分の感情を抑えきれない子どもが増えている」と分析する。

(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150916-00000100-jij-soci)

 

小学校の暴力行為は、1997~05年度は年2000件前後だったが、その後増加が続き、13年度に初めて1万件を突破。学年別では、06年度比で1.9~5.0倍となった。同じ児童が問題を繰り返す傾向が強まっているといい、同省は「情報共有が進み、認知件数が増えた面もあるが、貧困などが原因で家庭のしつけが不十分な子どもも増えている」と分析している。

(https://www.jiji.com/jc/zc?k=201509/2015091600641&r=y)

 

小学校の先生をしている友人の話によると大人も子供も様々な問題の根底にコミュニケーション能力の低下があると指摘していました。

 

色々な人と話したり小学校の暴力行為についての記事を読んでいると

コミュニケーション、特に家庭におけるコミュニケーションと家庭環境がどれほど大切なものか分かります。

 

私の小学生時代は上記記載の97年よりももう少し(?)前ですが、私が小学生だった頃と

今とではどのように家庭環境が変わったのか素人目で考えてみました。

論文のように長い記事にしたくないので、感じたことを少しお伝えできればという気持ちです。

ちなみに、私は教育やコミュニケーションや社会学についての専門家ではありません。

自分の生活を日々見直して、更に良い子育てができるよう努力している最中の母親です。

個人的見解ですので悪しからず。

 

①3世代世帯の減少

祖父母と暮らす家族が減っているということです。

https://www.garbagenews.net/archives/1953968.html

 

②家族の時間の減少

通塾率の増加、習い事の低年齢化、習い事費用の増加、など様々な調査結果があります。

塾と習い事に関する時間が増えているようです。

https://berd.benesse.jp/berd/data/dataclip/clip0006/index3.html

https://berd.benesse.jp/berd/center/open/report/youjiseikatsu_enq/2005_soku/sok_1_6.html

 

③「ひとり親と未婚の子」世帯の増加

有配偶離婚率が上がっています。

 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/rikon10/01.html

上記サイトのグラフから読み取れるのは離婚率だけでなく、「ひとり親と未婚の子」世帯の低年齢化でこれもすごく問題になっています。

低年齢化→子供も低年齢→子供の精神状態に影響

低年齢化→低所得→労働時間を増やす→子供との時間が減る

 

④共働き

 共働き世帯の増加、専業主婦世帯の減少も調査結果があります。

https://www.stat.go.jp/koukou/cases/cat4/fact4.htm

今世紀初頭からの『仕事ありの母親の割合』」の増加傾向を見ると、末子の年齢が小さいほど伸び率・増加ポイント数が大きい。例えばゼロ歳児では66%の増加

https://www.garbagenews.net/archives/1953967.html

子供が低年齢でも仕事を持つ母親が増えているという事。

 

⑤子供の数

出生率は減少しています。

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2013/25webhonpen/html/b1_s1-1.html

 

⑥情報通信機器、インターネットの普及

 インターネット普及率、情報通信機器世帯普及率ともに増加、

https://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/6200.html

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h18/html/i1231000.html

私が小学生のころ、スマホやタブレットなんてなかったし携帯電話って電話機能だけですごく大きくて重かったような・・・。

情報通信機器の使用年齢も低年齢化しています。

 

⑦SNS、ゲームアプリの使用増加

SNS自体私の小学生の頃、日本語ではなかったと思われます。

ゲームはありましたが、今のようにアプリは存在せず高価で起動にも時間がかかり機械がそれなりの大きさでした。

ポータブルゲーム機もあまり普及されておらず、持っている友達はすごーいと人気者になるという時代でした。

 

 

20年30年で世界は大きく変わりますね。

他にもあるかもしれませんし、メディアに関して言えばもっともっと変化があると思われます。

 

上記の変化が全部が悪いと言いたいわけではありません。

facebookを使うな?共働きをやめろ?祖父母と住め?

いやいや、それは熟考して各家庭で決めてください。

 

私が言いたいのは、これらがコミュニケーション能力や子供の情緒に影響を与えているのではないか、

暴力行為の低年齢化にはこれらが密にかかわっているのではないかという投げかけです。

 

単純に考えて、これらの変化は家庭におけるコミュニケーションの機会を減らす要因です。

低年齢児のコミュニケーションの機会を家庭において減少させているという事。

姑と合わないから核家族の方が絶対に良いとか、父親ともSNSメッセージやりとりしてるとか、一人っ子だけど親子で濃い時間を過ごしてるとかそういった細かいことは抜きにして単純に考えます。

 

祖父母や兄弟姉妹など、家族が少なくなれば家庭におけるコミュニケーションの機会は減る。(もしくは多様的なコミュニケーションの機会が減る。)

家族と過ごす時間が少なければ、家庭におけるコミュニケーションの機会は減る。

家族といたとしてもSNSやゲームなどをする時間が増えれば(子供も親も)、家庭におけるコミュニケーションの機会は減る。

 

家族のコミュニケーションが減る事柄がこんなに増えているのだから、気を付けていなければコミュニケーション能力低下は大人も子供も否めない。

暴力行為はコミュニケーションがうまくとれないことの表れだと思います。

怒りやストレスだけでなく人と関わりたいという愛の欲求や様々な感情を「暴力」という行為でしか表現できない状態にあるわけです。

 

コミュニケーション能力(コミュニケーションのうりょく、communication ability)とは、一般的に「他者とコミュニケーションを上手に図ることができる能力」を意味する。

(https://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E5%8A%9B)

 

 コミュニケーションとは「知覚・感情・思考の伝達」です。

 自分の感情や考えをうまく子供や夫に伝えられていますか?

子供は親に対して感情や考えを伝えられているように思いますか?

また家庭においてコミュニケーションをとることは単に躾や道徳を教える機会という事以上に、親子ともに愛情と安心感と幸福を感じるものだと考えられます。

子供たちが家庭の中で愛と信頼と平安を感じているでしょうか。

そのための最善の努力は、母親として人生において最も価値あるものです。 

 

 子供の情緒の安定は、家庭環境・家族関係が一番影響を与えます。

そして、家庭におけるコミュニケーションが子供たちの暴力行為減少の鍵を握っています。

 

世の中の変化に身を任せているのでは家庭におけるコミュニケーションの機会と質が減少していくばかりです。

コミュニケーションの機会や質について夫婦や家族で話し合い、具体的に目標やルールを決めていくことは

家族のみならず周囲の人々や社会に対しても大変価値のある行動だと確信しています。

 

我が家もコミュニケーションということに関して夫婦や親子で度々話します。

また、私は毎晩寝る前にその日の自分を振り返ります。

自分の感情をうまく子供たちに伝えられていなかったなとか、抱きしめてあげればよかったとか

どうしたら思いが伝わったのかとか答えがないこともありますが色々色々考えます。

でも毎日のように失敗をします。

喜びもありますが反省の日々でもあります。

でも頑張ります。

 

明日もまた、頑張ります!!

 

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